【心の緊急事態はあっさり撤退しよう】どちらにも引っ張られすぎて身動きが取れなくなる事象について【繊細さん/敏感さん】

同じ時代に生きてくださっている、
大好きなあなたへ。
気持ちの整理&解放セッショニストの
ふたださとみです。

山の中のとっておきレストランのハンバーグ。




「繊細」「敏感」な才能がきっかけで、生命力が奪われる事象があるのではないかと思った話。
関連記事【「繊細」とか「HSP」とか、そうであってもなくても】。


「繊細さん」とは、「自分の周囲の世界からいつの間にか拾っている情報」の範囲が広く、深くなるタイプのことで、


それをざっくりまとめるとすれば、
ポジティブ面からは、


お察し上手な才能/呼吸をするように気配りができたりすることがある才能



ネガティブ面からは、


気づきたくないのに気づいてしまい、
感じたくないのに感じてしまい、

肝心の、「自分にとって大切な感覚」がどれか分からなくなったり、情報のインプット量が多すぎて一時停止せざるを得なくなったり


といった感じにまとめられる。

特にこの、


インプット量が多すぎて一時停止をせざるを得ない状況

 

って、割と、自分にとって大事な場面、

仕事とか、大好きな人とのデートとか会話で起こりがちで、それもそのはず、才能のひとつとして持っている「高性能レーダー(=情報受信アンテナ)」が、ますます研ぎ澄まされる場面だから。


その時に、「頭の中=思考」で起こっていることは、


判断事項がたくさんありすぎ、

しかも「葛藤事案」多すぎ


なのです。


葛藤とは、一時停止。どこにも動けない。


・相手は以前どのような表情でどのような雰囲気でどのようなことを言っていたか

・自分はそれに対してどのような反応をしたか


といった過去のデータから、


・今の相手の状況はどうか

・今の相手の雰囲気はどうか、表情はどうか

・今の自分の気持ち

・その他、今の周囲の状況、条件

・そこにいる第三者の存在


といった、「今」のデータまで、あらゆることを考えると、


どうにも最適解が導き出せない


といった状況になる。

…と、ここまでは、「繊細さん」「HSP」関連の本でよく言われているのですが。



そうなった時って、いわば、


「生命力が奪われている、心の緊急事態」と言ってもいいのではないかと思います。


なぜなら、その時、

気分が重くなってきて、どうにも気力が出ない、あれ、自分でもびっくり


となっていることが多くて。

これまでセッションでお話を伺ってきた方からもそのような話を耳にします。



悲しいとか、不快、とか、そういう「気持ち」とはかなり似ているけれど少し違って、

なんかもう気力がない。

ずどーん。って感じ。

体調が悪くなったような感じる、という場合もあります。


そしてそのことに自分でもびっくりしている。


自分でもびっくり、というところが多分ポイントで、それって、


「思考」と「気持ち」がめちゃくちゃ分離


している証なのですよね。

それだけ思考が頑張って葛藤しているし、
気持ちも膨らんでいる=気持ちもどんどん湧いてきている。
でもそれを抑えないといけない。

もっと目の前の人を愛したい、
もっと優しくしたい、
ああ、大好きだなあ、
ああ、大切だなあ
ああ、これもワクワク、
ああ、あれも心地良い、
ああ、それは嫌だ、
ああ、あれは不快、

ってたくさん感じながら、

その一方でデータの処理するって、

そりゃあ

単純に、「生命力」が奪われる。


しかも、

「そんな時、そこからどう行動するか」が本当に悩ましくて…。


デート中ならそこで帰るのか?
会議中ならそこで退席するのか?
家族団欒中なら抜け出して自分の部屋に行くのか?


…そんなことができるのか?
それがすんなりできたら悩まない。
そもそも葛藤しない。

周囲から、「あれ、どうしたの、機嫌悪い?」「なんか変だよ」とか言われたら今度は、その雰囲気が持つプレッシャーによって、


ますます生命力が奪われるループにハマる


ので、可能なら、そんな時は、



体調が優れないんで、って言って、一旦撤退するのがいい、


と私は考えます。

そこに罪悪感は不要だ。



または、ちょっとトイレに行くとか。

「お腹下しそう…!」ってトイレに行くのは緊急事態として許容されているのに、

「心」の緊急事態だけ許容されないはずはない。


そのタイミングで「架空の電話がかかってくるアプリ」とかあればいいのに。

そうなりそうな状況なら信頼できる誰かに事前にお願いしておくとかもいいかも。


そうやって、日頃から

息継ぎのタイミングを取る計画を立てるようにしたいな、と、つい最近も経験した「心の緊急事態」の最中で思いました。


どこかで一人で、ただ呼吸する時間を確保する。

それをおかしいことだとか罪なことだとか思わない。


そして周囲には、トイレ行くとか今日は具合が悪くて帰りたいとか、

そうやって「息継ぎをしに行くこと」を、


結構あっさり・さっくりと伝えた方がいい。


初期対応が大事。

心にとってはそういうことが必要な緊急事態です。

自分の感覚を信頼して(それだけ敏感なレーダーが搭載されているんだよ)、

少しでもおかしいと思ったらあっさり撤退。


よろしければ、ご一緒に。
ふたださとみでした。

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