『彼/夫が/パートナーが〇〇になったのもわたしのせい』【認知の歪みのこじらせ女子的探究④個人化(誤った自己責任化)
同じ時代に生きてくださっている、大好きなあなたへ。
気持ちと思考の整理&解放セッショニスト、 ふたださとみです。
実は、冬の海で、カップラーメンを食べていたのです。
もちろんゴミは持ち帰りました。
恋愛に仕事に家庭に、
強く生きる女子は、総じて(言い切った)、
面倒見がいいし、責任感が強い。
自分はそんなことない、と思う人ほど強い。
時と場合によっては
罪悪感が強い、とも言える。愛が強いのだからそれは必然。
そこで、思わぬ「心の深み」にハマっちゃうこともあるのではないかと思うのです。
心の深みとは、こちら↓。
「認知の歪み」探究編。
今日は、「個人化(誤った自己責任化)」について。
認知の歪みとは、 「自分を苦しめる思考」「辛い気持ち」の背景にあるかもしれないもの =「現実の不正確な認知」とか「推論の誤り」。
にんちのゆがみ。
歪みがあるかどうかにこだわるのもまた認知の歪み、かもしれないし、ある日はちょっと歪みモードでも別のある日はそうでないってことも多々あるので、いくつか挙げられている「認知の歪み」について、シリーズで触れてみたいと思います。
認知の歪み、私なりに表現すると「心の深み」にちょっとハマった時に、少しでも心が楽になりますようにというメッセージとともにまとめます。
ちなみに私はよくハマります。 歪みがあるかどうかを見てみようとするだけでだいぶ楽になるし。 この理論の基礎を作られた偉大な精神科の先生(アーロン・ベック先生/この11月に亡くなられたとの一報を聞いて驚き)やそのお弟子さんについての勉強はまだまだ途中なので、ところどころ説明が怪しげなところがありますが、私なりに深めてみたかったのです。ずっとやりたかったシリーズ。
「〜すべき思考」とその深みにハマった時のメッセージはこちら。
認知の歪み④ 【個人化(誤った自己責任化)】
困りごとやトラブルが起きた時などに、「自分があんなこと言ったからそうなったのかも…」と自分のしたことの影響を大きく捉えすぎている状態のこと。「責任感が強い」という見方もできる。
【女子的には、たとえばこんなこと?】
・好きな人が何かのトラブルに巻き込まれた。私が良かれと思って言った一言のせい?
・職場で、「こんなことを私が発言したとして、良くない展開になっていったらどうやって責任取ろう」としょっちゅう考えている。発言する時は常に考えているかも。
・自分がおすすめした食べ物や本や場所などによって、おすすめした相手が不快な出来事にあったらどうしよう。
【このモードにはまり込んだ時に「よく出てくるセリフ」はこんな感じ?】
「責任があるから」
「私のせいで」
「なんかごめんね」
【罪悪感でチクチクと胸が痛いときの自分にはこう言ってあげてほしい】
背負いすぎてないかな。
少し背負っているものを下ろそう。
自分の言動が、 「多少なり影響を与えた」のはそうかもしれないね。
でも、影響を与えたことと、
結果としてそうなったことは、 また別のもの。
分けて考えていいんだよ。
相手にも「選択の余地」があったよね。
だから自分が背負いすぎていないか、もう一度見てみよう。
【そんな時のあなたへ】
もともと持っているかもしれない罪悪感が、
悪い方向に引き出されていないか見てみる。
「自分を許す感覚」を大事に。
具体的には、とりあえず、感覚的に心地良いもの・おいしいもの・心地良い場所を自分にあげよう。
「こんな私がこんないい気持ちになっていいのかな?」、そんな思いになったら、癒しのチャンス。
「いいんだよ」と声をかけてあげる。
第四回目はここまでです。
まとめていて思ったのは、 「私、めっちゃハマってる、この深み!!」でした。驚いた。常にハマってると言ってもいいぐらい。
罪悪感が罪悪感を呼び寄せている状態。
罪悪感って、どんな案件でも、自分を罪人に仕立て上げるのが得意技。
私が〇〇したから、〇〇って言ったから、もしも〇〇しなかったら、〇〇って言わなかったら、あの時〇〇していたら…(以下続く)と、
えーっ、そことそこ結びつけちゃう?
と言いたくなるような力技を繰り出してくる。
「許してほしい、こんな私でも」なんて思うと同時に、
「そんなお前を許すわけにいかない」という、もうひとつのささやき声が聞こえる。
ささやいているのは自分。
「こんな私」と自分で自分を否定する呪縛を解くところから始めよう。
そのためにご紹介した作戦は、 「私にいい思いをさせてあげる」というものでした。
テキトーに心地良く、苦しくない範囲で。
何かのお役に立てたら幸いです。
ふたださとみでした。
「認知の歪み」として挙げられているものはあと6個ぐらいあるよ
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