「〇〇とか、どうでもいい」。-あなたのあなたらしさに、癒される-

今年に入ってからの話。
わたしは、普段は洋服で隠れて見えない、
身体のとある部分のとあることで、悩んでいた。

その部分(〇〇、とする)について、
「自分は、〇〇が平均的ではないのではないか」、もっと言うと、
「〇〇が変なのではないか」と思っていた。
だから、どうにかしたい。
自己嫌悪と恥ずかしさとが混ざって。
そこを何とかすれば、
もっと自分を好きになれるかしら。
〇〇があるからわたしは自分のこと、
あまり好きになれないのではないか。
〇〇め…。

そこで、色々調べた結果、
「〇〇を何とかしてくれる場所」に出向いたのだった。つまり、「保険診療外の施術」をしてくれるところ。

まずは、最初に対応してくださったお姉さんにカウンセリング(とお姉さんが言っていた)をしてもらう。
優しく共感してくれる。
不安材料を取り除いてくれる。
そして、費用の話。
うんうんうん。なるほど。
分かりやすい。
「頭で考えていたこと」についての答えはもらった。しかし、正直、「営業トークなのかも」という気持ちが拭えない。自分から行っておいて何ですが。もうわたし、ここで何とかしてもらうしかない…の?いやいや、営業トークにのったら後悔する、という気分。


そして、次に、その施設の「先生」と

お話をすることになった。

ではこちらへどうぞ、と案内されて部屋に入ってハッとした。

…部屋の空気が違う。

メイクも、ネイルも、話し方も。仕事のスタイルも。
「自分らしさが全開の人」がそこにいた。

もちろん、その方にとってはそこは職場なので、その範囲内ではあるけれど、
必要以上に抑えられていない、その人らしさが、
一気に、目の前に、

どどどどーんっと、

現れたのだった。

もっと言うと、その先生のワールドは、
わたしの知る
「平均的」からは、少し離れていた。
(ああ…この一文だけでも別の話としてまとめ直したくなる…平均とは…)
「個性的」と表現したくなるような。

わたしの頭の中は、
聞きたいこと、言いたいことであふれた。

先生、その服の色が素敵です…
先生、そのメイクはどんなアイテムで…?
先生、相談者とのこの話し方スタイルは
いつから…?
先生、好きな食べ物は…?
先生、その後ろの本棚のキラキライラストは何…?

ああ…色々、聞いてみたい…。
先生の説明が頭に入ってこない。

そうこうするうち、
わたしが、最終的にたどり着いたのが、


「〇〇とか、どうでもいい」。

 

先生は先生だ。
わたしはわたしだ。
それだけだ。

不安で飛んだり跳ねたりしていたところを、ペタッと地面に寝転がされたような気分だった。

うん、そういう方向からの「営業」だったら、もう仕方ない(笑)。
先生が魅力的だから、
そこを利用するという流れを狙っているのか(笑)。

けど、その、ワールド全開の部屋に入った後では、自己嫌悪からの二択(するしかない or 我慢する)、ではなく、「自分で選ぶ何択か」が実現できそうな気がしたのだ。
そういう意味で、相談に行って良かった。

抑えすぎていない自分らしさは、
きっと、世界を照らす。
あなたのあなたらしさに、誰かが癒される。
そのまま、両手を広げて寝転がっていても
大丈夫かもしれないと、そう思わせてくれる。


明日こそ、「ときめきの風にのる」と言うタイトルのブログを書きます(自分との約束)。

 

 

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