「うん、そうだね」で癒された話
ピクニックがしたい季節になりました。
ふたださとみです。
最近、友人とメールで話していて、自分としては珍しく、結構ストレートな気持ちを文章にして伝えたのですが。
私の文章を見て相手はどう思うのかな、って、その時は不思議と考えなかった。
いつもはそこを考えてしまって、打ち込んだ文章を消したりやり直したりすることがほとんど。そうして何度か推敲をして、できた文章を見てみると、生々しい気持ちがコーティングされて、ふわっとした「ほのぼのニュース的」な仕上がりになっている。
それに対して友人からは、やはり「ほのぼのとした反応」が返ってくる。ありがたいけど、どこかもどかしい。痒いところに手が届かない感覚。
それがなぜか数日前は、自分の気持ち純度100%の形で伝えられた。対する返事は、
「うん、そうだね」。
驚いた。驚いた。…その6文字に、すごくすごく癒されたから。温かい気持ちになった。ほっとした。温泉に入っている時のような感覚だった。以来、この数日はその6文字を何度か見返して、その度にニヤニヤしている。
ただただ、本音を伝えて。ただただ、「うん、そうだね」って。そのやり取りで、こんなに「ゆるむ」とは。温かかったのは、受け容れてもらえたな、と思ったから。そして、自分の本音を言えば言うほど、この感覚は強く得られるのかもしれないと思った。
上手いこと言わなきゃいけないこともないし、それに対して上手いこと返さないといけないこともないのかもしれない。文字数は、そんなにいらないのかもしれない。
ふたださとみでした。