好きな人に自分の好きがバレたらヤバい【さらに幸せになるしかなくなる対話】

同じ時代に生きてくださっている、
大好きなあなたへ、ふたださとみです。


アンティークのお店に入る、午後の光。

それを見ながらの、

幸せな日曜日を過ごしました。


「椅子しかない部屋」がシュールだった。




ブログ反応ボタン(自作)をぽちっとしてくださる皆さま、ありがとうございます。

今日は、新キャラ「しつもん」氏が可愛いとのお声を頂いたので、早速シリーズ化していきたいと思います。

反応をいただけるのが、本当にありがたい…。

※「しつもん」氏とは、古代ギリシアに生きた哲学者・ソクラテスが対話で用いていた質問法を、対話の中に取り入れることを目指しているキャラです。「さらに幸せになるしかなくなる対話」に、こじらせ女子が臨みます。(↓)

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その昔、「好きな人に、自分の好きな気持ちがバレたらヤバい」と思っていた。

こじらせ女子
ふただ
(15年前)

好きな人に、好きがバレたらヤバい。

しつもん

はいはい、こんにちは〜。
まず、「ヤバい」って何?

こじらせ女子
ふただ
(15年前)

バレたらまずいの。よくない。

しつもん

「よくない」。
どうしてよくないの?

ふただ
(15年前)

尻尾を見せたらおしまいだ。
駆け引きに負ける。

しつもん

駆け引きをしているの?
そして、その駆け引きには「勝ち負けがあって」、
かつ「負けたらいけない」と思っているんだね。

ふただ
(15年前)

大事でしょう。駆け引き。
負けるのは嫌、だな。やっぱり。
好きだと相手に分かれば、相手の思う壺なのよ。

しつもん

「相手の思う壺」と思っているのかあ。
「相手次第」になっちゃうように感じているんだね。

それで、負けたらどうなると思う?

ふただ
(15年前)

「上手くやれない」「魅力がない」
ということの証明になるから。

しつもん

「証明になる」の?
どうしてそう思うの?

ふただ
(15年前)

そういうもんなの。みんなそう言ってる。私もそう思っている。
そして、「上手くやれない」「魅力がない」ということになったら、
「愛され女子」の仲間には入れないわ。

しつもん

そう思っているんだね。
もしも、「愛され女子」の仲間には入れないと考えたら、
どんな気持ち?

ふただ
(15年前)

「私は愛されない」。
悲しいね。寂しいね。
「私なんて」って感じ。
惨め。
ああ、考えただけで胸がえぐられる。
心がキリキリするわ。
やだー。

しつもん

その「キリキリ」のこと、一緒に見てみる?

ふただ
(15年前)

キリキリを感じたくなくて毎日色々頑張ってるのにー。見に行くの…?

しつもん

無理しない範囲でね。
でも、「キリキリ」のこと、すっごく大きな大きな黒いものだと
思っているでしょう?

ふただ
(15年前)

私には扱えないのよ。あのキリキリは。

しつもん

そう思っているんだね。

続く。

ここで現れた「しつもん」氏は、

私がカウンセリングの中で少しだけ意識して取り入れている、「ソクラテス(哲学者)の質問法」を実践しようとする人です。

私は学生時代から古典ギリシア語に興味があり、ソクラテスの弟子であるプラトンの著作を原典で読んでいます。

そこに出てくるソクラテスは、とにかく「質問」をして、相手と対話を進めていきます。


ソクラテスの質問法については詳細を省きますが、

「自分の思い込みに気づい」たり、「漠然とした大きな不安や寂しさの正体を見に行ったり」するきっかけになると私は考えています。

 

実際のプラトンの著作の中でのソクラテスは、「質問ぜめ」という感じですが、


カウンセリングでは、あくまでも、「少しだけその意識/質問の視点・角度を取り入れる」という感じです。

その他のワークと併せて、(クライアントさんの)「さらに幸せになるしかなくなる対話」につながればと思っています。

 

 

続きます。

ふたださとみでした。

ヤバいって、実は「愛されたらヤバい」、でしょ?

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