のぞみ12本ダイヤ-「今まで」を越えるとき-

タコスパーティーの準備をしています、ふたださとみです。
暑い日が続いています。



「のぞみ12本ダイヤ」のプロジェクト舞台裏を、ラジオやネットで見聞きしました。
これまで最大毎時10本の「のぞみ」を12本へ。秒単位の削り出しによって実現できたとのこと。
上りの場合に東京駅に着く前にスピードを落とすのを40m手前にしたことや、「車内清掃チーム」の工夫と努力の賜物でもあるそう。これまで12分で清掃していたところを、10分で。もともともちろん無駄のない、考え尽くされた作業工程だったところ、さらに新しい工夫を取り入れることで実現されたものだと。
プロ、かっこいい。

駅のホームでは、それぞれのプロのお仕事をじっと見つめてしまう系のわたしとしては、清掃チームの皆さんの他にも、「あのドアはこれを運ぶ時のためなのか!」という発見に萌えたり、「係の人同士の挨拶やりとり」に萌えたり(路線バスがすれ違う時の、運転手さん同士の手の振り合いに注目する時の感動と一緒)。
プロ、かっこいい。

参考記事↓

 

どの仕事にも、「今までとは違うやり方」を求められることはあると思うのですが、正直、わたしは、「変化に胸躍るタイプ」というより「ルーティンが落ち着くタイプ」なので、「今後はこういう方向でいきたいので、新しいやり方を皆で考えていきましょう」と呈示される時は、不安の方が強かった。そしてその過程で、「苦々しさ」を感じることが多かった。というのも、改革中〜改革後に

「こうすればもっとできたのにやってなかったということか」

と思ってしまったり、

「これをしないで平気でいたこれまでの自分が信じられない」

と思ってしまうことがあったから。(うわー、今思うとなかなか厳しい目線)
しかもそれを、仲間との話し合いをする中で感じるとなると、他者と比較してしまったり萎縮してしまったりして落ち込むという。
自己否定…。

必要以上の自己否定や現状否定をすることなく、「今までを越える・超える」。
そのための意識ってどんなものだろう。


まず、「越えられたこと自体がすごい」よね。越えようとしただけでもすごいし。そして、前の自分も、その時はその時で頑張っていたし、その時の自分がいなければ新しい自分も新しいやり方も登場していない


変化が怖い自分がかわいい。
上手く変化ができない自分がかわいい。
変化した後に前を反省する自分もかわいい。
変化をした後の自分もかわいい。

苦々しいことも楽しいこともありつつ、気がついたら、最初よりずっと遠くまで進めている。
きっとそういうもの。
だから逐一自己否定の材料にしなくていい。

と思いました。
ふたださとみでした。

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