結婚式で泣かない花嫁
キーマカレーを作りました。
ふたださとみです。
そろそろブログの書き出しの固定フレーズを考えたい今日この頃。
2年前の結婚式、「花嫁の手紙」を読む時、わたしは泣きませんでした。恥ずかしいから泣かないと事前に決めて、泣かないための作戦を練りました。
どうでしょう、この意地っ張りの見栄っ張り。
手紙を読む時に流してもらう音楽を決め、音楽の盛り上がりやフレーズの区切りに合わせた文章の読み方を考え、秒単位で調整・計画しました。本番は、音楽と手紙の音読を合わせることに必死になり、いかに「淀みなく読むか」に集中しました。その手紙を書いていた日々は、書きながらわんわん泣いていたのに。
もったいないことをしたな、と今は思う。
でも、あの時のわたしにはあの形が良かったし、わたしらしいとも思う。
父によく似たわたしは、泣かずに花嫁の手紙を読んだけれど、それを聞いていた父も、やはり泣いていなかった。きっと、帰りの新幹線の中か、日課の散歩中に、泣いたと思う。
父とわたしらしい、結婚式だった。
そんなわたし、カウンセラーのお弟子仲間のイチカさんとお話したおかげで、
自分の心のイメージの中のお父さんに、改めて自分の気持ちを伝えられたのでした。
ボロボロ泣きながら。
ほっとした気分。
…気持ちとつながると、ことばがあんまり出てこなくなるな。
物理的に会えなくても。
遠い空の上にいても。
気持ちとつながることはできる。
「泣かない」と事前に決めたこと。
「自分を見せない」と決めていること。
あなたにはありますか?
泣いたら、どうなるのかな。
自分を見せたら、どうなるのかな。
泣いたら、どうなってしまうと思うのかな。
自分を見せたら、どうなってしまうと思うのかな。
心のどこかで、「泣きたい」と「自分を見せてみたい」と思えてきたら。
自分に制限をかけている紐のようなものを、解いて(ほどいて)みたいなと思うのです。
そうすることを、自分に許せたらと、思うのです。
イチカさんに感謝を込めて。
ふたださとみでした。