12月、ホテル、キラキラ、暗号-ひとりアクティブ-
週末、天ぷらを美味しく揚げるコツを
家族に教えてもらいました。
揚げ物は食べる専門でいたい、
ふたださとみです。
彼からのメールの返事を待っているとき。
職場で気になることがあって、
休日そわそわするとき。
何か気になることがあるとき。
それから、
何だか、寂しいとき。
失恋をしたとき。
何だか、一人ぼっちなのはこの世界に
自分だけのような気分になったとき。
不安なとき。
…別の角度から見るとチャンスかも、
と思ったりする。
不安や心配事の内容にもよるけれど。
感情は、そのまま流して感じるのが
いいみたいだけれど(わたしも練習中)。
そんな時、普段に比べて、
心のハードル、のようなものが
上がっているので、
「面白そう」「楽しそう」「ワクワクする」
とはなかなか思いにくい。
そのハードルを超えて
「ワクワクするもの」、
「ワクワクさせてくれるもの」、
「やってみたいと思えること」は、
後から見ると自分にとって、
大切な宝物になっていることがある。
それだけ、魅力を感じるってことだよね。
そんな「宝物」を見つけたり、
自分にとっての宝物を確認したりするチャンス。
———
わたしの話。
12月、クリスマスシーズンに、オーシャンビューホテルを目指して移動していた。
結婚式も行われるような大きなホテルで、駅からのシャトルバスが出ている。
例によって、わたしはそのバスに一人で乗り込んだ。車内は楽しげなグループやカップルで混んでいた。ざわざわとした、車内の会話の集合も、どこか12月らしく、楽しげな雰囲気だった。
わたしにはそう聞こえた(泣)。
ホテルに入ってからも、キラキラのLEDが輝くロビーには、家族連れでの食事会と思われる、ホテル内のレストランへ向かう人たち、おしゃれをした子ども、パパママ、じいじばあば、手にはプレゼント。そして同じく高層階のレストランに行くためのエレベータに乗るカップル。カップル。
はたまたカップル。
結婚式帰りの、ご友人達。
12月のホテルには、幸せが詰まっている…の?
一瞬、「寂しい」と思った。
誰かを誘って来てもらえばよかったかな。
いやしかし。
今日は大切な目的があります。
わたしはここへ、
謎解きイベントに来たんだよねー。
謎解きイベントもまた、カップルや友人グループでの参加が多かったものの、わたしは一人で参戦。
いざ、謎解きを始めると、周囲のキラキラは気にならなくなった。ホテル内をあちこち移動しての謎解きだったが、すれ違う人の様子も、気にならなくなった。
最終的には、キラキラロビーの真ん中で、一人、暗号が解けた喜びを噛みしめていた。
あー、わたし、
こういうイベントが好きなんだなー。
噛み締め噛み締め。
しかも、最後はホテル内の温泉入浴つき。
これは、女性性も上がっちゃうかな〜。
うっとり…♡
帰りのシャトルバスの中、わたしは
幸せ気分で寝てしまった。
親元を離れてから長い期間、わたしはずっと、根深い「寂しさ」を抱えていて、しかも「親密感への怖れ」も半端なかったので、一人で過ごす時間が長かったものの、今になって思えば、大切にしている趣味のいくつかは、その期間に出会えたものだ。それから、その趣味を通じて、親友や仲間にも出会えた。
学生時代から、ブランクはあるものの10年来お稽古に行っている「茶道」にも、好きな人と上手くいかないモヤモヤをきっかけに出会えた。
そのきっかけはお茶の先生には内緒。ずっと内緒。
わたしの「寂しさ」、
宝物をありがとう。
次回、「職場の小籠包」か「誰と一緒?」かそのどちらでもないタイトルのブログを書きます(自分との約束)。