【別れ・転職・結婚離婚・子ども産む産まない】「決められない時」の時間軸、3つの方向性に分解してみる【幸せに生きるという初期設定】

同じ時代に生きてくださっている、
大好きなあなたへ。
気持ちの整理&解放セッショニストの
ふたださとみです。


カキフライとぼんじりの焼鳥。
久しぶりにお店で食べたね。
美味しくて楽ししくて。
お酒に弱くなってた。



決められない。

焼き鳥をぼんじりにするか皮にするかの話じゃない。

それはどっちも頼む。



進学も、就職も、プライベートも、転職も、結婚も、恋愛も、妊活も、

色々と決断の時がくるけれど、

どうしても決められない、そういうことありますよね。

あるある。

あまりに決められないから、「期限を決めて決めよう」としても、自分の中だけで決めた期限なんてあってないようなもので、いつの間にかずるずると、時間だけが過ぎ去っていく、期限がそもそも決められない。

逆に、妊活や退職など、タイムリミットが自分の意思ではどうしようもないところから来てしまうのが辛い、ということも。

あるある。

どうして決められないの?

不安だから、怖いから?

え、そんな時は、「信頼」?「委ねる」?「わくわくビジョン」?

そのどれもいいのだけれど、

今日は、決められない時のこと、時間軸における3方向で整理してみた(突然)。

「何となく大きな、モヤモヤとした、決められない気持ち」を、分解してみる試みとして提案したい。

完全に分解できるわけではないけれど、「そりゃあ決められねぇわな」と思えたり、「不安の正体はそんなに大きくなかったかも」と思えたり、「今モヤモヤするのは主にこの要素か…」と思えたりすること、が目的。


結局、「自己肯定感」とか「信頼」とか「委ねる」という話になっていくのだけど、レイアウトで分解したっぽくするぞー。

要素① 「過去」の記憶によって決められない/愛情、愛着が湧いている

・楽しい思い出がある
・大切な思い出がある
・毎日行く場所だったから馴染みがある
・よく会う相手だったから馴染みがある

主に、恋愛における別れ、結婚離婚、転職などのケース。

「馴染みがある」ってやっぱりすごく心にとって大きいことで(個人差ありだけど)、「もう既に」「今」「手元」に安心感があるというのはなかなか手放せない。

あと、馴染みがあるということは、「(自分にとって)分からないことが少ない」ので、「分からないことを解決するのに使うエネルギーがいらない」=他のことにそのエネルギーを割けるというのも、何というか、効率がいい。大事。「いつものお店」が安心するのと一緒。

だから、自分をよく知ってくれている相手から離れる決断をする、ということに対して葛藤が生じるのは当たり前。


【過去の記憶が、「決められない」を後押ししているとき、どう捉える?】

ほんと、ありがたい出会いだったよね。
いい出会いだったよね。
素敵な場所だったよね。
たくさん愛し愛されたよね。

→そうやって一度思い切り感じてみる。きっと、泣けてくるけど。思い切り浸る。一度、びたびたに現状の幸せに浸かる。

→この人とも/この職場とも、最初はお互い未知だったのだ。それをここまでの関係性に育てられた自分を褒める/育ててくれた相手・周囲に感謝を伝える。この先も別の形でつながることを考える(恋愛の場合はそれはない方がいいこともあるけれど)。


→新しい場所に行くことは、自分の世界が「拡がる」ことなのだと捉える。

要素② 「今」損する・何かを失う、と感じると決められない

・好きな人と離れて1人になることを損すると感じる

・無職になることを損すると感じる

・独身じゃなくなって実家を出ることを損すると感じる

・バツイチあるいはそれ以上になることを損すると感じる

・人間関係を失うことを損すると感じる

・今の役職などを失うことを損すると感じる

・安定した収入やその他お金やモノを失うことを損すると感じる

・子どもがいない人生を選ぶことを損すると感じる

全て、自分が「損すると感じる」ことがきっかけ。「損する」と絶対的に決まっているわけではなくて、「損する、と自分が感じている」ということ。心理学、行動経済学?の理論でも、「損するのは避けよう」とするのが人間だと言われています。ああ、決められなくて当然。

【「損すると感じること」が、「決められない」を後押ししているかもと感じるとき、どう捉える?】

「損する」と決めつけるのなく、「損するかどうかは分からない(得するかも分からないけれど)」思ったら、少しは楽かも。
→どうしてそう決めつけてしまうのか、「自分の中にある思い込みを手放す」アプローチ。「本当に損?」「誰が決めたの?」と掘り下げていく。

今の自分と似ている状況にいて(orかつてそうで)、楽しそうに生きている先人を見つける、という手も。「転職して良かった」と言っている人とか。インタビューしに行ってみるとか。

要素③ 「将来」が不安で決められない

・好きな人と離れて1人になることを損すると感じるし、ずっとそのままなのではないか

・無職になることを損すると感じるし、ずっとそのままなのではないか

・独身じゃなくなって実家を出ることを損すると感じるし、ずっとその思いは続くのではないか

・バツイチあるいはそれ以上になることを損すると感じるし、ずっとその思いは続くのではないか

・人間関係を失うことを損すると感じるし、もう同じような人間関係は得られないのではないか

・今の役職などを失うことを損すると感じるし、ずっとそのままではないか

・安定した収入やその他お金やモノを失うことを損すると感じるし、ずっとそのままなのではないか

・子どもがいない人生を選ぶことを損すると感じるし、ずっとその思いは続くのではないか

・いつか後悔するのではないか

全て、②のショックが続くこと/先行きが不透明なことによる不安、とまとめてみた。
あとは、「ゆくゆく後悔したくない」という気持ちも何気に大きい気がする。


【「将来への不安」が「決められない」を後押ししているかもと感じるとき、どう捉える?】

→「多分、何を選んでも後悔する瞬間はある」と開き直る。

→「自分の気持ちも移り変わる(だから、ずっとネガティブな感情も続かない)」と開き直る。


→将来については「自分ではどうにもならない部分」と「自分ではどうにかなる部分」のどちらもある。どうにもならない部分をどうにかしようとしない、どうにかなる部分をどうにかしていこう、と決める。


→たくさんの人に、助けてもらうチャンスと捉える。



急にこのように整理してみたのも、私自身が、最近、


一度退職を決断して、実際退職をして、同じ職場にもう一度戻ってみた

という経験をした(周囲の人のおかげで、そうさせてもらった)からです。


退職という決断にあたっては、①の愛着も、②の「損したくない」も、③将来の「不安」も全部あり。ありありのあり。


退職して半年は何も起こらず。その後、状況が変わるのですが、そんなことは予想もできないこと=自分にはどうにもできない要素、でした。何もしない、何も起こらない、ぱっと見、働く場所を手放してしまっただけ、新しいものは何も手元にない、状態。そんな完全「風待ち状態」も、後から見たら意味のあることなんだなと思ったり。

復職することを決める際には、①の愛着はプラスの方向に働いた(また知っている場所や知っている人と働ける、という思い)。②とか③については、

退職した職場に戻るなんて、ありえない、不可能、恥ずかしい、できない、してはいけないのでは

とか思っていた自分がいたけれど、予想外に不可能ではなかったようで、今は恥ずかしいとかいう気持ちはなくなり(気持ちが変わり)、っていうか何が恥ずかしいの?と思っています。してはいけないことでもなかったし(誰にも怒られてないし)。

そしてその後、どこで働くかというよりも、どういう仕事人でありたいか、に自分の意識も移ったので、そもそも「どこで働くか」があまり気にならなくなったのでした(結局、良いご縁があってまた別の場所で働くことがあっさり決まりました)。


自分の人生の前に現れるように感じる分かれ道は、
「幸せに生きる」という目的(前提)の前では、
どっちを選んでもいい、のかもしれません。

逆に言うと、あの時のあの決断がぁぁぁぁぁぁぁ、と後悔し続けるのだとしたら、

「幸せに生きる」という目的(前提)のほうの初期設定が実はまだ
または
その設定をするのが怖い
設定したところでそうならなかったら凹むから保留にしとく
設定してそうなったらなったでびっくりするから保留にしとく

といった種々の現象により、ダミーフォーカスとしての「選択のせい」「選択が全て」「選択にこだわり抜く」ということが起きているかもしれないのかと思ったり。

ダミーフォーカスは造語。今作った。


お役に立てたら幸いです。
ふたださとみでした。

「そりゃあ決められないよね」と言いながら、もやもやをひとつずつ溶かしていく会議はこちらから。

 

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