ラジオでチャーハン
天津飯が好きです。
ふたださとみです。
天津飯研究会を作ったぐらい。
会員さんは少ないけれど。
まだ活動実績もあまりないけれど。
①ご飯は白飯か炒飯か、それ以外か
②卵のとろみ具合
③あんかけの態様
④トッピング(かに、えび、グリーンピース、などなど)
…見所がいっぱい、天津飯。
天津飯については、研究会の活動を重ねたら随時まとめまーす。
それで、(それで?!)、
いつも楽しみに聴くラジオのアプリを再生しようとして偶然見つけた番組。
2時間ずっと中華鍋で炒飯や餃子などを作る音が流れる、んだって。
「チャーハン特番〜チャーハンが鍋の上でパラパラ舞うその姿は美しい。
まるで桜の花びらが踊っているよう。本当の春がくることを願ってSP~」
(文化放送・2020年4月20日放送)
http://www.joqr.co.jp/article/detail/post_338.php
SNSでも話題になっていたとのこと。
気になる。
聞いてみたい。
上記ホームページによると、ヘッドホン・イヤホン推奨とのこと。
「3Dオーディオ技術」を駆使してのあふれる臨場感、と。
職業柄、「音」が気になる、ということもあり(どんな職業だ)、さっそく聞いてみた。
わわっ!
お〜!
というのが最初の感想。聞き進めるうち、
通り過ぎた、通り過ぎたよ、何か今!!
あつあつ!揚げたて!揚げたて!
この油の音、プロの料理人さんが聞いたら
温度も分かるんだろうなあ
とか。
音が走る。音が跳ねる。
ぞくぞくする。
面白い。
そして不思議と、時間が経つと、ぞくぞくもあるけれど耳なじみも良く。
今も聴きながらこのブログを書いている。
そのように聞こえる、という知覚。
わたしに、
そのように聞こえるという知覚。
イヤホンで聴く、というのがまたその、
「自分の」感覚を後押しする。
音源定位と音像定位。
———–
そのように見える、そのように聞こえる、そのように思われる。
そのように見たい。そのように聞きたい。そのように思いたい。
わたしは、刺激を受け取って、
その後それをどう捉えているかな。
そのうちのいくつかは、
もう構えだしクセだし、何度も通っている道だから。
急に新しいことはできないしね。
でも、「わたしは、そう受け取ったんだ」と思うだけでも。
「もしかしたら、この気持ちを感じたかったのかも」と思うだけでも。
事実と真実。
時節柄、ふとした生活の中で考える場面も多いなあ。最近。
「誰もいない森の中で木が倒れたら音がするか」というバークリーの哲学的問いについての本がまた読みたくなった。
そんなことも考えつつ、「そのように聞こえる」技術に感動した2時間。
炒飯と唐揚げと天津飯が食べたい。
ああ、もう少しこの気持ちを言語化したいな、悔しいなあ。
いつかまた。
文化放送公式YouTubeより「チャーハン特番〜チャーハンが
鍋の上でパラパラ舞うその姿は美しい。まるで桜の花びらが踊っているよう。
本当の春がくることを願ってSP~」
次回、「ゲームアプリで見る、夫婦謎」というタイトルのブログを書きます(自分との約束)。
“ラジオでチャーハン” に対して1件のコメントがあります。