「あなたにひそかに失恋をした男性達で『被害者の会』が結成されているかもね」
約10年前に出会った心理カウンセラーさんが、
ある時わたしにタイトルのようなことを言った。
即座にわたしは、
ない、ない、ないないないないない、
ないですそれは。
と全否定した。
ありえない。
そんなことあるはずがない。
カウンセラーさんって、相談に来た人全員にこんなこと言うのかな、
なるほど、そういう作戦か、わたしは騙されないぞ、と強く思った。
本来なら、ここで、
どういう文脈でその言葉をもらったのか、どんなことを相談していたのか
詳細に書くところだけど、実は覚えていない。
その時何に悩んでいたのか、どうしてその話になったのか、もう覚えていない。
でも、私が心の中で「もしかしたら一人はそんな男性がいてくれたかも」と思ったこと(結局思ってるw)は、結果的に私を幸せにしただろうと思う。
それは、シンプルに
「こんな私が好かれている可能性があることが嬉しい」から始まり、
そもそも「好かれる」って何だろう。
それを求める自分は本当は何が欲しいのかな。
あ、今、「こんな私」って言ったな、自分。
…と、どこまでも続く、自分を癒すためのヒントだったのだ。
現在進行形です。
その心理カウンセラーさんは今の師匠です。
明日は「クリスマスに横浜のホテルで、領収書をもらう」という
タイトルの自分謎を書きます。
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