「受け取り下手」の夫の観察-名古屋・執事の館にて-後編

桃が届きました、ありがたい。
ふたださとみです。

 

前回のブログでは、
タイトルが「前編」でありながら全く「名古屋・執事の館」が登場しないという力尽き系のわたしでした。
なぜ力尽きたのかを今日はここに。

 

名古屋の執事の館については、こちら や こちら に以前書きました。


執事の館・準備委員会
公式ホームページにリンク

 

分類上は「飲食店」ということになるでしょうか。コンセプトがしっかり作られているのでTwitter上でもファンが多く、私も今回再訪することをつぶやきました。

No Title

来月夫と、名古屋の執事の館に帰宅することになりましたヽ(´∀`)ノわたしの「家」で、夫はどのような反応をするのか…?わたしはお嬢様&妻としてどんな気持ちになるのか…事前リクエストで、照れ屋な夫にしてほしいことを執事氏にお願いしているのですが、それを夫がどう受け取るか…楽しみ楽しみ…

照れ屋な夫にして欲しいこと。
それは、「執事氏に、褒めていただけると幸い」ということ。
事前リクエストの一覧に、「褒めてほしい」という選択肢も表示されていたので、甘えてしまいました。すかさずそこにチェックを入れた。
出会いが職場なので、夫が誰かに褒められるところを見たことがないわけではなく、家で全くそういうことを伝えていないわけでもない。ただ、見てみたかった。執事の館で。
夫はどのような反応をするだろうか。

 

「お帰りなさいませ」のかけ声で館に入り、お料理もお菓子も、ワゴンに並べられたメニューから、「お好きなものをお好きなだけ」。
よく食べる夫、

 

「…全部もらえますか?」

 

とお願いしていた。

 

(いただいたメニューの一例)
フォアグラのリエット
金目鯛のヴァプール
キッシュ
タンドリーチキン
ニシンのエスカベッシュ


スパニッシュオムレツ


フィナンシェ

チョコテリーヌ
レアチーズタルト
クッキー
ほうじ茶プリン
などなど


名物のひとつ、青いケーキ。何が入っているのかを執事さんとの会話で楽しむ。

※どれも、多種類味わうのに「常識的なサイズ」で出てきます。
※会場内の撮影は禁止。写真はホームページよりお借りしています。

 

当日の「給仕品目詳細」を見て驚いている。結構な量をいただきました。こんなにいただいておきながら、今日のテーマに入るのは恥ずかしいわ。
…執事さん、夫に優しく声をかけてくださったわけです。リクエスト通り。
観察結果、

 

夫、褒められると、すーっと横に逸れていく。逃げの姿勢。

 

いただいた言葉を受け取りつつの「そんなことないです、にこり( ◠‿◠ )」ではなく。
「いや、全然そんなことないです(断言)」と、ジェスチャーも加えつつ否定。

 

照&照、か。
家ではもう少し受け取ってくれる気がするし、男性は「外」では、照&冷静状態、が前に押し出されるものなのかなとは思うけれども。


もう少し受け取ってもいいのでは。執事さんも言ったかいがあろう。


とそれを見ていて思っていたものの。

その言葉、自分にブーメラン、ブーメラン、ブーメラン。痛い痛い。

 

わたしも、褒められたら、やや横に逸れるから。だいぶなくなってきたけれど。
本当は嬉しいのにね。価値を見てくださりありがとう、でいいのにね。

 

そういうことを考えていたため、「夫は照れて無言」&「妻は無言な夫を見て自分を思い出し無言」、の、無言&無言のひととき。
ただただ執事さんに感謝。

でも、少し嬉しそうな笑顔をしたのを、わたしは見ていた。
家で褒め称えたら張り切って色々やってくれるところも、わたしは知っている。

 

わたしは「横&照」な夫が嫌いではないし、そこも魅力だと思っていて、「横&横」夫婦として無理してどうこうするつもりはないものの、魅力を伝え合うキャンペーンは随時開催していきたい。
アップルシナモンタルトを食べながら、
そう思った。


どれもこれも美味しい。

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