Re:2「好きな人とがいいけれど、好きな人とは絶対無理」
急に寒くなるのはやめて欲しいと思ってしまうし、台風の無事も祈ります。
ふたださとみです。
ガラケーで、メールをする時、メールのやり取りが続くと、タイトルが「Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:」ってなっていくのが、相手とのやり取りが続いている感じがして嬉しかった。そんな記憶。
「Re」は、リプライのReだと私は思っていたのですが、「〜に関して」という意味とのこと。
最初の記事↓「好きな人と、がいいけれど好きな人とは絶対無理」と、
次の記事↓「Re:好きな人と、がいいけれど好きな人とは絶対無理」では、
書いている内容が大して変わらない。進んでいない。今日は少しでも進むといいな(希望)。
先月、カウンセラーの師匠のこの講座を受けて、
ハッと思い出したことがあった。
20歳ぐらいの時、その時は「親密感への怖れ」という言葉はもちろん知らなくて、でも人間関係(特に恋愛)で時々悩みを抱えていたりして。
当時、実家から500Kmほど離れた場所で一人暮らしをしていたのだけれど(そうそう帰れない距離)、よく、
「お母さんのお腹の中にいた頃に帰りたい」
と思っていた。お母さんに抱きついていくイメージが何度も浮かんでいた。しかも、抱きついたまま、私はどんどん小さくなって、母のお腹の中に帰っていくところまではっきりとイメージしていた。
今思えば、母と私の間には、結構な「凝り固まった感(=癒着)」があって、「離れるも辛い」と「くっつくのも違う」の間を行き来していた。仲良し親娘と言えばそうだよなぁ、と思いつつ、どの地点にいても「何だか少し」辛かった。「何だか少し」というのがミソで、自分の気持ちがよく分からないまま時間だけが過ぎていく。「仲良し親娘」でいることだって、決して悪いことではないし。
それで、その講座の中でも、「お母さんのお腹の中に帰りたい気持ち」についての話があった。
ああ、自分の中で何度もイメージした光景は、これだったんだな、と思った。
帰りたい。安心して温かいところへ。
帰りたい。
でも、生まれることは分離する(される)ことだ。
そこから始まり、大人になるにつれて、どんどん分離は進んでいく。分離の過程では、色々な痛みを感じる。当初もらえていたものがある日もらえなくなったように感じたり(「自分でできるでしょ」)。突然妹が登場して、私だけにもらえていたものが、私だけのものではなくなったように感じたり。
ということは、痛み→怖れが生まれるのは、このシステムを生きる私たちにとって、必然…?
皆、怖いのだ。
程度の差はあれ。
「怖い」というところから始めていいんだな、と改めて思った。
そして、そんな私が好きになる男性は、
「あまり怖い思いをしなくてすむ人」であった。
すごく歳上の男性、上手くいく見込みが少ない男性。はたまた、相手もどこか怖がっている男性(この話は次回)。当時は本当に恋をしていたのだけど。すごく切なくて、全く上手くいかなかった。その切なさが心地よかった。今思えば、
もっと近づいてマジな痛みを感じるよりも、この距離感ぐらいで感じる切なさ
を選んでいたのだと思う。
確かにそれは「恋」だったのだけど、相手とどれだけ上手くいかないかを悩む時に、「自分はなぜそういう人を好きになるのか」という切り口で見る方法を初めて知った時、びっくりした。びっくりしながらも、自分の中にある色々な気持ちや思い込みについて色々考えるようになった。
さらに、「恋愛が上手くいかないこと」で自ら自己否定やら自己嫌悪やらにつなげ、自分の軸を放棄して(そもそも軸が行方不明)、自ら相手の軸につかまってしまうという見方をしてみたら、なかなか衝撃的だった。
そして、それとほぼ同時に、凝り固まっていた母との距離感がゴゴゴゴ…と動いていったのも、つながっているなあ、と思う。
だから、「親密感の怖れ」について考え始めたこと自体に、きっと意味がある。目に見えなくても、何かが動いている。怖さの正体を見てみたくなった自分がいるかも。正体を知れば、怖さ半減、いやそれ以上減。越える勇気も湧いてくる。きっと、怖さよりも親密感を選ぶことを既に決めた自分がどこかにいるんだよね。
とは言え、まだだいぶ怖いのですが。怖いまま行く。
続く。
話、進んだの?
次回は、一気に「自分」から「相手」へと視線を移します。
ふたださとみでした。
今日のSFOタイトルは、
お腹の中に帰りたい
でした。
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発想が新鮮でまた文字の使い方がやっぱり心地いいです。
いつも勉強させていただいております!
Hase 様
こちらこそ勉強させてもらっています!
コメントありがとうございます。